これまでこの二つの取り組みは両立しないものと考えられていました。 環境を守る取り組みはなかなか利益にはつながらなかったり、逆に利益を追求すると環境負荷が大きくなったりしてしまいます。そんな中、古くなったものを回収し新しいものに作り替えて提供する。利益を追求しつつ、環境に優しい家具を作ることで、地球環境を守り、未来の世代に良い社会を残すことができると信じています。

経済成長しても必ずしも人々の暮らしの豊かさや幸福に繋がっているわけではありません。従来の大量生産・消費を基にした社会・経済の仕組みや尺度を根本的に考え直す時代がきています。商品を選ぶ消費者にも責任があると言っても過言ではありません。

・食の大部分を輸入に頼る一方で
　年間600万トンも食品ロスが生まれる矛盾
・作った大部分が処分されるといわれる
　アパレル在庫
・再活用できない家電製品などの生産

このような資源を取り巻く課題が多くあるビジネスで、人々はやりがいや生きがいを感じることができるでしょうか？情報伝達ツールの発達で、これまで以上に責任あるものづくりへの取り組みが必要となってきます。